Fluke ii900 と ii910 Acoustic Imaging Camera

ii900 でのガス、真空、圧縮空気漏れ検出

Fluke ii900 Acoustic ImagerFluke ii910 Precision Acoustic Imager には多くの類似点があります。どちらのツールも、一連のマイクを使用して漏れを検出します。検出される漏れのピッチは、視覚的な SoundMap™ 画像に変換され、音を「見る」ことが可能になります。ii910 を使用すると、ii900 と同様に領域をすばやくスキャンしながら、簡単なワンボタン・キャプチャで写真やビデオを収集することができます。2 つのツールは、7 インチ LCD タッチスクリーン・ディスプレイとほぼ同じように見えますが、2 つの間にはいくつかの大きな違いがあります。

 

2 台の超音波カメラの仕様はほぼ同じですが、周波数範囲、距離、最小フレーム・レート、およびレポート機能に最大の違いがあります。

 ii900 での漏れ検出ii910 でのコロナ、PD、および漏れ検出
周波数レンジ2 kHz ~ 52 kHz2 kHz ~ 100 kHz
距離0.5 ~ 50 m 未満0.5 ~ 120 m 未満*
最少フレーム・レート12.5 FPS25 FPS
レポート機能LeakQLeakQ
PDQ モード

ii910 Precision Acoustic Imager

ii910 は、絶縁体、変圧器、スイッチ装置、高電圧電力線上の重大な問題となる部分放電 (PD) を検出できます。これらの問題を未確認のまま放置すると、停電、火災、爆発、またはアーク・フラッシュが発生する原因になります。ii910 には、漏れや PD の問題を検出するためのオールインワン・ツールが用意されています。

Ii900 でのガス、真空、圧縮空気漏れ検出

ii900 Acoustic Imaging Camera は、シンプルで直感的に使用できるインターフェースにより、バックグラウンドの騒音を除去して、漏音の周波数を分離できます。稼働ピーク時でも、数時間で工場全体を点検できます。ii900 発売に伴い、空気漏れの修理が必要な箇所をすばやく簡単に特定して、稼働効率を維持して、光熱費を削減できるようになりました。画像を保存して、レポート作成用にエクスポートできます。