ベンチトップ温度コントローラー 2100/2200
主な機能
- 現在手に入る最も安定度の高い温度コントローラ
- 最高0.00018 ℃の解像度
- アプリケーション自動化のためにRS-232インターフェイスが付属
製品概要: ベンチトップ温度コントローラー 2100/2200
- 最も安定度の高い温度コントローラー
- 最高 0.00018 °C の設定分解能
- アプリケーション自動化のための RS-232 インターフェースが付属
フルーク・キャリブレーションの温度校正バスは世界的にも極めて安定度の高いバスです。自作されたバスの温度制御に、フルーク・キャリブレーションの 2 つの温度コントローラーのいずれかを使用することにより、その性能を大幅に改善できる可能性があります。
2100 コントローラーは最小 0.00001 °C までの温度変化を検出し、それに対応します。そこで正しい構造を持つバスであれば、± 0.001 °C よりも優れた安定度を得ることができます。
2100 の温度設定の分解能は、サーミスターを使用した場合は 0.002 °C、RTD を使用した場合は 0.01 °C です。高分解能モードでは、設定ポイントを 0.0002 °C よりも小さな分解能で調整できます。実際のディスプレイ分解能は 0.01 °C です。
標準の IEC メス電源コンセントを接続でき、電源の供給も行えます。予備の電力出力からは、攪拌器などの付属品に一定の電源電圧を供給します。2200 コントローラーは 2100 コントローラーよりも小さく軽量で RTD 入力を使用し、ほぼ ± 0.015 °C の安定度を提供します。その表示分解能は 0.01 °C、温度レンジは –100 °C から 800 °C です。
100 から 230 V ac、50 または 60 Hz の間の電源電圧で作動させた場合、2200 は最大 10 amp の電流を標準の IEC メス電源コンセントで供給します。両モデルともフロントパネルのボタンを使用してプログラム可能で、RS-232 インターフェイスが付属しています。
いずれのベンチトップ・コントローラーも、一般的な温度バスを本格的な温度校正ツールに変えることができます。お客様の用途をご相談いただければ、状況に最も適したコントローラーをご提案いたします。
仕様: ベンチトップ温度コントローラー 2100/2200
仕様 | |
温度範囲 | 2100: –100 °C ~ 670 °C 2200: –100 °C ~ 800 °C |
制御安定度 | 2100: ± 0.0005 °C ~ ± 0.002 °C 2200: ± 0.005 °C ~ ± 0.02 °C (システム設計によって異なる) |
ディスプレイ確度(プローブは以下を参照) | ± 1.0 °C、組み合わせ校正なし |
表示分解能 | 0.01 ° |
設定温度分解能 | 2100: 0.0002 °、高分解能モード時 2200: 0.01 ° |
予備出力およびヒーター出力 | 2100: 100 ~ 125 公称 VAC または 230 公称 VAC (内部切替可能)、50/60 Hz、最大 10 A 2200: 100 ~ 230 VAC、50/60 Hz、最大 10 A |
ヒーター出力 | リレーによる制御 |
寸法(高さx幅x奥行) | 2100: 72 × 172 × 250 mm 2200: 72 × 114 × 178 mm |
プローブ | 2620: RTD、280 × 4.8 mm、–100 ~ 550 °C 2622: RTD、229 × 4.8 mm、–100 ~ 550 °C 2624: RTD、356 × 4.8 mm、–100 ~ 550 °C 2611: サーミスター、229 × 5.5 mm、–10 °C ~ 110 °C (2100 コントローラーのみ) |
自動化ソフトウェア | 両モデルに フルーク・キャリブレーションの 9930 Interface-it ソフトウェア・パッケージが付属 |
モデル: ベンチトップ温度コントローラー 2100/2200
コントローラー、PRT
コントローラー、サーミスター
コントローラー、PRT
IEEE-488 インターフェイス、2100